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楽曲

逍遥歌

作詞:名畑 武男(昭和22年 獣医卒)
作曲:小野 基雄(昭和22年 獣医卒)

 

   柏の下に露汲みて 四年の夢を育みし 北の都ぞ柏陵に麗しくも

   懐かしき青春賛歌を奏ずれば 廬生の夢は消え失せぬ

   憂いの酒を飲み干せし 友よ更に新しき盃求めてさすらわん

   「覚めよ迷いの夢さめよ

        帯広畜産大学逍遥歌 アイン ツバイ ドライ」

 

 1.桎梏の綱を解き放ち 自治に目覚めし若人が

    ハイデルベルヒの香を求め 柏ヶ丘に決起せり

 2.流れて清き十勝川 堤に若芽萌ゆる頃

    吾が喜びに舞い踊る 友の情けは胸をうつ

 3.雲雀の声は野に落ちて 牧場に黄昏せまる頃

    牧童高く笛吹けば 羊群牧舎に誘われぬ

 4.郭公鳴きて侘したい 鈴蘭咲きて夢に入り

    理想の光陰さま開く ミルの情けをしたいゆく

 5.スミレが丘にそよぐ時 身は青春の血に湧る

    健児三百集い来て 求める姿真善美

 6.七つの丘に日は沈み あつき血潮を胸に秘め

    北斗の星を仰ぎ見て 今逍遥の秋深し



農業工学春秋懐歌

作詞:合木順一郎・塩崎 光彦(昭和41年総農卒)
作曲:松田 清明・工藤 正義(昭和41年総農卒)
 

 1.すずらん匂う緑の畑で

   静かに夕陽の沈むを待っている

   ああなつかしき径よ今は遠い

   忘るまじこの日こそ学舎の園

 2.赤い夕映え紫雲にうつる

   手にもつ鍬も帰りを思う頃

   ああ語りし友と土にまみれ

   忘るまじこの日こそ学舎の園

 3.黒い土くれ何をか待たん

   四輪駆動の八十馬力

   ああ古の民何故か偲ばる

   忘るまじこの日こそ学舎の園



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