理科教師を目指している人へ

1.学ぶことから教えることを体験する重要性

実際の教育現場に入ってボランティアをすることで、自分の資質を磨き、足りないものを補い、フィードバックして大学での学習に役立てることが重要です。家庭教師や塾の講師とは違います。教育現場へのインターンシップ制度もあるとおもいますが、日頃から、目的意識をもって実践学習する基盤を作りましょう。そのためのアドバイスをします。

2.SVAクラブ

小学生・中学生・高校生などに対して、実験や実演・実習などを行うこと(出前授業、生涯学習での実験など)に興味を持っている学生諸君を募集(主に1,2年生を中心にしますが、理科教員を目指す学生もOKです。)して、事前にトレーニングを行っています。トレーニングは、主に授業の無い昼間や土曜日などに予定します。このクラブの目標は、大学生が中心になって、学んだことや知っていることを、高校生、中学生、小学生、一般の市民にわかり易く伝えること、子供達に理科の楽しさを伝え、楽しく興味を持って実験ができるように導くことです。そのためのサポーター・ボランティア・アシスタントとして必要な全般的なことをトレーニングしながら、実際に行われるプログラムにも参加しています。定期的にデモンストレーションを行い、実践などを通して、腕を磨く場にしています。企画・実施などのアドバイスは、主に小嶋(畜産科学科食料生産科学)が担当しています。

3.十勝理科教育ネットワークと生物交流会とのジョイント

定期的に、十勝の理科好きな子供たちを育成するための教育関係者によるネットワーク、十勝管内の高校教師による実験デモンストレーションを交えた交流会とが一緒になってアイデアや意見交換をしています。年に4-5回、土曜日の午前中、高校や大学で行っています。講師は持ち回りです。

4.理科大好きネット(畜大の取り組み)での取り組み

文部科学省が進めている理科離れに対する取り組みプログラムにのって、サイエンスパートナーシッププログラム、スーパーサイエンスハイスクール、北海道サイエンスハイスクールなどに積極的に参加しています。その際のTA(ティーチングアシスタント)として参加してもらいます。

5.北海道理科センターの情報

札幌にある理科センターです。車に積んだ機材を使ったへき地への理科出前授業を展開しています。

6.理科教師とのリンク

帯畜大の同窓生による理科・農業教師やその仲間達の集まりやHPリンクなどを考えています。

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