平成13年度理工系教育推進事業高校理科教員と大学教員との連携による
「魅力ある理科教育の可能性を探る:高校と大学の教育の共有」
参加教員への事前アンケートの集計結果
(複数のアンケート結果をまとめてあります)
Q1.帯広畜産大学のイメージは? A 都市部の大学と比べると、昔ながらの大学の雰因気が残っていると思う。獣医のイメージが強い。畜産, 家畜, 動物, 自然, 自然が豊富なイメージがあります。
Q2.生徒にとって理工系の大学を選ぶ基準は何でしょう? A 興味・関心・研究内容 面白そうかどうか。 興味、卒業後の就職を考慮すると思います。
Q3.生徒や教師の「農業」(「生物」)との関わり、結びつきは、どれくらいですか? A 蓄大の事をよく知らされていない。畜産業、地元産業との結びつきが十分に見えていない。 どれくらいでしょうね。わかりません。何となく関わりは少ないと思います。生徒も直接生き物と接する機会は極めて少ないと思います。
Q4.高校の「生物」教育での実験の現状について、材料、時間の割合、生徒の反応などについて教えてください。 A 実験などで生き物を材料にすると楽しそうにする生徒と嫌がる生徒も見られます。材料も植物材料は良いが動物材料はダメとか。時間は少ない(多くても年間20回以下)。反応は良いが、学習の定着との相関は不明。 やりたい実験は多数あるけど、十分に時間が取れない。教科書対応では「実験」らしい実験にはならない。
Q5.週休2日制導入や新「学習指導要領」など、絶対時間数の減少について;総合の時間の使い方は?理科の時間は? A 現行および新学習指導要領の内容では理科離れも当然。楽しくやりがいのある教材を教師が実践していくしかありません。総合の時間は進路対応が中心になりそう。理科の時間はTについては4単位時間を希望。全体的に時間が足りない。現在検討中です。
Q6.数年後に大学入試センター試験が5教科7科目に移行しますが-----理系入試での理科2科目の重み、教育の時間と対策は? A 新課程になり、時間が減る中で試験の科目が増えて生徒の負担は大きい。ゆとりの教育から逆行している。対策はない。現行でも2科目には何とか対応できるので。 2科目は当然必要。
Q7.帯広畜産大学の推薦入試を知っていますか?どう思われますか? A 推薦はなくても良いのではないかと思う。どうも思わない。知りません。学力で判断するだけの一般入試と違い別の角度から判断してよいと思う。
Q8.帯広畜産大学の後期入学試験は、大学入試センター試験のみで判定されています。後期日程の入学試験について、生徒や高校ではどのように考え、対応していますか? A センターのみだと、かえって生徒は逃げるような気がする。商業高校なので関係なし。
Q9.大学が地域に貢献できることに、何があると考えますか? A 質問内容からはそれますが、獣医学科は残してほしい。地元畜産業のために。人口増。消費による経済効果。市民の教養レベルの上昇。存在自体がプラス効果。広く地域に門戸を開いてほしいし、大学側で提供できるものもたくさん提供してほしいと思います。例えば知りたいことがあったら大学のどこへ行けばよいのかを教えてくれる窓口があると便利ですし、2〜3年前に行われた一日獣医体験などは大学で行われていることが実際に見えてよいと思います。 Q10. 大学が地域に貢献できることに何があるのでしょう? 1.地元大学の利用の仕方として(国立大学はハード・ソフトともに市民に開かれている?) ハード面(大学施設の利用)利用の手引きの充実 ソフト面(人的交流) 2.理科教育の現状について Q11. 帯広畜産大学のイメージは?生徒にとって理工系の大学を選ぶ基準は何でしょう?生徒や教師の「農業」(「生物」)との関わり、結びつきは、どれくらいですか?高校の「生物」教育での実験の現状について;材料、時間の割合、生徒の反応など、どのように対応していますか? Q12. 週休2日制導入や新「学習指導要領」など、絶対時間数の減少について;総合の時間の使い方は有効ですか。大学入試センター試験が5教科7科目に移行。理系入試での理科2科目の重み、教育の時間と対策は? Q13. 帯広畜産大学の推薦入試を知っていますか?どう思われますか?帯広畜産大学の後期入学試験は、大学入試センター試験のみで判定されています。後期日程の入学試験について、生徒や高校ではどのように考え対応していますか? |