License Acquisition Circle
危険物取扱者や毒物劇物取扱責任者などの資格(License)を取得(Acquisition)するために皆で(Circle)勉強しませんか?
資格取得を目指すことによって、化学や物理の基礎知識を高めることを目標にしています。
対象者は、生物資源科学科の1-3年次生のみです。
今年10月実施の乙4試験における当会員の合格率は、何と約80%でした。ちなみに全国平均は30-40%です。
現実的には、来年2月11日に畜大で実施予定の乙4の試験突破を目指します。
◎情報処理技術者の情報がここに http://www.ibc.ne.jp あります。
会合は、第1および第3金曜日午後4時30分から100番教室で行なってます。
質問等はメールでお願いします. sekikawa@obihiro.ac.jp
テキスト「本試験型乙種第4類危険物取扱者資格試験問題集」成美堂出版 800円
危険物取扱者=危険物の性質や消火法、法規制などについての知識を持ち、 危険物の貯蔵や取扱や、その指示ができる人。
製造所・貯蔵所・販売所など(タンクローリー、危険物を扱う工場、 ガソリンスタンド)で危険物の取り扱いを行う場合は、危険物取扱者自身が行うか、危険物取扱者が作業に立ち会わなければいけません。 危険物取扱者になるには、消防試験研究センターが行う試験に 合格後、免状交付の申請が必要です。
危険物取扱者の資格は、甲種、乙種、丙種の三種類に分かれています。
甲種は、第1類〜第6類すべての種類の危険物の取り扱いと立ち会いが できます。この甲種だけは、受験資格が定められています。 受験資格は、乙種取得後2年以上の実務経験や、大学・短大・高専などで 化学に関する科目を15単位以上取得など。
乙種は、第1類〜第6類のうち自分が免状を持っている類の危険物の 取り扱いと立ち会いができます。 受験資格は特にありません。 既に受験する類以外の乙種免状を持っている人は、試験科目の 一部免除を受けることができます。 ガソリン等のよく使う物質を扱うことが出来る、第4類の人気が最も高く、試験回数も多めになっています。
丙種は、ガソリン、灯油、軽油などの指定された危険物のみを 取り扱いできます。(立ち会いはできません)受験資格は特にありません。
試験科目
危険物に関する法律 15問
基礎的な物理・化学 10問
危険物の性質とその火災予防・消火方法 10問 合計35問 2時間
各60%以上の正解で合格。試験はマークシート方式の5者択一
基礎物理:物質の三態・性質、水の性質、熱の移動
基礎化学:物質の種類、化学物質の変化、有機化合物の特性
危険物とは
消防法上の危険物は、消防法第2条第7項において 「消防法別表の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するもの」と 定義されています。 つまり火災予防の見地から見た危険物(ガソリンなど) ということです。
ヒ素などの毒物劇物も危険なものですが、 ここでいう「危険物」にはあたりません。 こういった毒物に関係する資格には、毒物劇物取扱責任者 があります。
危険物の分類(危険物の分類詳細)
第1類
塩素酸ナトリウム、過酸化カリウムなど。可燃物を酸化して、
激しい燃焼や爆発を起こす固体。
第2類 赤リンや硫黄、金属粉など。着火しやすい固体や低温で引火しやすい固体。
第3類 金属ナトリウム、黄リン、カーバイトなど。
空気や水と接触して、発火したり可燃性ガスを出したりする物質。
第4類 ガソリン、アルコール類、灯油、
軽油、植物油など。引火しやすい液体。
第5類 ニトログリセリン、ニトロセルロース、
アジ化ナトリウムなど。加熱や衝撃で、 激しく燃えたり爆発したりする物質。
第6類 過塩素酸、過酸化水素、硝酸など。 他の可燃物と反応して、その燃焼を促進する液体。
これらの物質をはじめとする危険物を、貯蔵したり、取り扱ったり、 運搬する場合には、火災等の事故防止のために、消防法や政令、 市町村条例などによって規制されます。
「乙四危険物取扱者」有紀書房600円 模擬試験的問題集
「本試験型乙種第4類危険物取扱者資格試験問題集」成美堂出版800円
「基礎から応用までよくわかる 乙4類危険物取扱者 受験教科書」向学院1300円
「乙種第4類 危険物取扱者試験完全マスター」綜文館900円