○ラグビーとは


どんなスポーツ?

合宿 15対15で戦う球技です。パス、キック、ランなど様々なスキルを駆使して前進し、得点を目指します。
ラグビーの魅力はなんと言ってもコンタクトプレーと高い戦略性です。体が強い人やスキルが高い人、頭のいい人など様々な要素があるんです。 得点をとるために15人全員がそれぞれの役割を果たし、体を張る熱いスポーツです。



主なルールは?

15人のプレーヤーは全員で他の球技と同じようにボールを奪い合いながら前進し、相手のインゴールを目指します。相手のインゴールの中で地面にボールをつけたら「トライ」で5点!他にもキックによる得点方法がいくつかありますが、それは追々。

また基本的なルールでは、

  • ボールを持ったらいくらでも走っていい。
  • ボールを持ってる相手にはタックルをして動きを止めてもよい。
  • ボールはグラウンドに対して横か後ろなら投げてよい。
  • ボールは前に蹴ってもよい(制限つき)
色々難しいですね…。トライシーンを集めた動画を載せました。見るが早し!ということで参考にどうぞ!



ポジション紹介

ラグビーにはたくさんのポジションがあります。それぞれ個性があって面白いんです!ちなみに1〜8までがフォワード、9〜15番までがバックスと呼ばれています。フォワードは体が大きく力強いプレーを、バックスは足の速さやボールの扱いに長けたプレーを得意とします。それぞれのポジションの紹介を、うちのメンバーにしてもらいましょう!



■プロップ 1、3番
プロップ スクラムを組む時に、最前列3人のうち、左右に位置するポジションです。体重が重く、がっしりした体型の選手が向いていると言われています。
プロップとは「支柱」という意味です。その名の通り、スクラムの要の役割を果たします。



■フッカー 2番
フロントロー スクラムというのを組むときに、2人のプロップの間に並んで相手と直接ぶつかるポジションです。そのためプロップ同様体が大きい選手がやることが多いのですが、他にボールを扱う仕事も任されることが多いので、同時に器用さが求められます。
なので一般に上手で強い人がやる、重要なポジションですね。

写真は2014シーズンの(右から)1,2,3番です!とても強力なフロントローでした。



■ロック 4,5番
ロック 身長が高いプレイヤーがやることが多く、キックで高く上がったボールのキャッチやラインアウトのジャンパーなど空中戦において力を発揮します。また、スクラムをしっかりロックし押す原動力ともなるポジションでもあります。フィールドプレイでは、激しくも寡黙に仕事をこなしますが、時には豪快なプレーもしちゃいます!



■フランカー 6,7番
フランカー スクラムを組む時は後方端から押し込み、バックス陣が攻撃している時にはサポートとして走り回る、体力のいるポジションです。
また、フランカーといえばタックル!!写真でも低い姿勢で相手を狙っています。色々な場所に顔を出しタックルをしてボールを奪う、機動力の高いポジションです。




■NO.8 8番
エイト No.8はフォワードみんなの統率をとったり、一番に相手にぶつかっていく切り込み隊長です。また、フランカーと同様に運動量や、バックスのようなパスも必要な仕事屋ですが、何よりもボールを前に運べる強さが大事です。花形と言われることが多いポジションです。



■スクラムハーフ 9番
ハーフ オフェンス時の役割は、攻撃の起点になります。SHがボールを持って、パスしたりすることで味方の攻撃が始まります。どのタイミングで、誰に、どのようなパスを放るかで味方の攻撃を成功に導きます。
ディフェンス時の役割は、相手の動きや味方の動きをよく観察して、ディフェンスのやり方の指示を出したりします。
状況判断の能力が求められるポジションです。



■スタンドオフ 10番
スタンド スタンドオフはハーフから最初にボールをもらうことが多く、そのためどこをどう攻めるか、誰にパスをするか、キックで陣地をとるのかなどを判断することが多いんです。難しい分、スター選手にはスタンドが多く花のあるポジションです。



■センターバック 12,13番
センター 連携したプレーや相手の動きに合わせたディフェンスなど攻守の力が必要なポジションです。バックスの中では相手とぶつかることが多いポジションです。
スタンドと一番外にいるウィングを繋ぐ場所にいることが多いので、チームメイトとの連携が大切になります。



■ウィング 11,14番
ウィング ウィングはトライの取れる美味しいポジションですので、足にちょっと自信のある人なんかにオススメです。
また、「小さな人間には大きなスペースがある」という言葉が残されているように、体の小さい人でも活躍できるポジションです!

この名言はウェールズの英雄、シェーン・ウィリアムズの言葉ですね。素晴らしい言葉です!この通り、ラグビーは色んな体格の人ができるスポーツなんですよ!

■フルバック 15番
フルバック 仲間の一番後ろの場所にいるポジションで、ディフェンスにおいて「最後の砦」なんて言われたりします。後ろから指示をだしたり、相手のキックを警戒したり、大事なポジションなんです!オフェンスのときは場所にこだわらず、自由に動いて敵を翻弄することも。日本代表の五郎丸選手がこのポジションです。



■マネージャー

練習のサポートはもちろん、試合のときには、ビデオやスコアだけでなく、グラウンドに走り込んでプレイヤーの補助をするのもラグビー部のマネージャーの大切な仕事です。
他のスポーツよりもプレイヤーとの協力が必要になると思いますが、その分やりがいがあります。
畜大ラグビー部では、マネージャーは重要なポジションです。彼女らのサポートがあるからこそ部活が成り立っているんですから!試合のときも、チームが一体となるからこそ選手が力を出せるんですね。