瑕疵の種類
 多発性筋出血(シミ)
 水    腫(ズル)
 筋    炎(シコリ)
 外    傷(アタリ)
 割    除(カツジョ)
 そ  の 他
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ア
イ
ウ
エ
オ
カ

瑕疵の種類区分

ア.シミ(多発性筋出血)

 筋肉内の毛細血管が破れ、出血斑のあるもの。
ロース内の右側にみられる黒っぽい斑点がシミである。シミの原因を特定することは難しい。

イ.ズル(水腫)

 炎症などにより枝肉に腫脹部位のあるもの。脂肪組織に多い。原因としてビタミンAやEの欠乏などが挙げられる。ビタミンAの制限給与は脂肪交雑を高める方法の1つであり、生産者の経験に基づいて行われる。結果、肉質の市場価値は向上したものの、ズルなどの障害が増加し、経済的被害も増大している。ズルの発生機構については未解決な部分が多く残されている。

瑕疵(かし)
 瑕疵は直接格付等級に影響はしないが、商品性を損ない、枝肉の価格を低下させる。
 瑕疵の多くは、肥育時、輸送時の障害を防止することで、発生を抑えられると思われる。

ウ.シコリ(筋炎)

 筋肉が炎症を起こし、結合組織が増生し、硬くなっているもの。肥育期間中に起きた転倒や打ち身などが時間の経過によって、シコリになると思われる。
 写真左:ロースのシコリ  右:僧帽筋のシコリ

エ.アタリ(外傷)

 打撲傷などにより皮下出血を起こし、炎症があるもの。肥育後期や出荷時期の闘争や人の扱いなどが原因と考えられる。

オ.カツジョ(割除)

 枝肉に異常部位があり、割除されたもの。

カ.その他

 背割不良、骨折、放血不足、異臭、異色のあるもの、及び著しく汚染されているもの。