これまでの取り組み

十勝理科教育ネットワークは、平成13年度帯広畜産大学理工系教育推進事業の中の高校理科教員と大学教員との連携による「魅力ある理科教育の可能性を探る:高校と大学の教育の共有」を行ったことからスタートした。

2001年度
<第1回会合>日時:平成13年11月20日(火曜日)場所:生物資源科学科大学院セミナー室、参加人員:17名(高校教員11名)第1部:9時30分から12時00分まで 講演および討論会 テーマ1:ポリフェノールの構造と機能について--特に豆類を題材にして 帯広畜産大学 生物資源科学科 助教授 小嶋道之 テーマ2:十勝管内の高等学校理科教育の現状と地元大学に対する期待について--ディスカッション形式で--進行役 小嶋道之 佐々木靖治 第2部:テーマ3:施設見学および実習 「生物の微細構造をのぞいてみよう」 走査型電子顕微鏡の使い方、試料調製法について 帯広畜産大学 生物資源科学科 得字圭彦
<第2回会合>日時 平成13年12月1日(土) 18時より 場所 とかちプラザ 特別会議室参加人数:13名(高校教員8名)話題提供:「鶏を育てて食べることの功罪」帯広畜産大学 生物資源科学科 助教授 関川三男 意見交換会と交流会
<第3回会合>日時 平成14年3月9日(土)18時より 場所 十勝プラザ 403号室参加人数:12名(高校教員7名)第1部 十勝の理科教育を考えるネットワーク設立準備総会 十勝の理科教育に携わっている方々との連携、交流、協力のためのネットワーク(情報交換の場)の立ち上げ:事務局の設置、約束事など 来年度(平成14年度)の活動予定 <<ネットワーク作り>> 2−1.ホームページの準備・開設について 2−2.定期的な会合・講演会の企画・実施について (会合・講演会の例として)十勝の理科教育に携わる人たちへの大学開放授業・実習(予定)の可能性、十勝の子供達への大学開放授業・実習(予定)の可能性 等 話題提供:帯広畜産大学 教授 前田龍一郎「私が永井 隆氏から学んだこと」-----不確定な子供達の未来に、教育や受験勉強が与える影響は?第2部 交流会

2002年度
<第4回会合>日時:平成14年4月27日(土) 13:00〜15:00 参加人数:14名(高校教員6名) 場所:帯広畜産大学 総合研究棟T号館3階 生物学実験室 内容:第1部 帯広畜産大学生物学実験の実施と見学「血液の塗沫標本の作製、白血球とマラリアの観察」1.ネズミマラリア感染マウス血液の塗沫標本作成(実験で用いるネズミマラリアPlasmodium berghei は宿主特異性が非常に高く、人や他の動物への感染の危険性はありません。)2.ギムザ染色3.顕微鏡観察 第2部:意見交換会、活動予定について、生物学実験の内容紹介と高校理科実験への協力の可能性等について
<第5回会合>平成14年6月6日 北海道高等学校理科研究会十勝支部会講演会 演題「農畜産食品の安全」講演1遺伝子組換え食品 小嶋道之 講演2食肉をおいしく食べるために 関川三男 場所:帯広百年記念館 時間:1時30分より3時まで 参加者数:50名
第6回会合>2002年6月22日(土)13:00〜15:00会場:帯広畜産大学 総合研究棟T 3階生物学実験室 内容:第1部 帯広畜産大学生物学実験の実施「魚類と哺乳類の比較解剖 (脳、心臓)」◎白衣、筆記用具は各自でご用意ください。第2部 意見交換会 第1部に関する質問・話題および次回活動(帯広市生涯学習フェスティバル参加企画についての意見交換、特に次回第2部 展示・体験の準備状況についての話し合い)
7回会合>「磯の観察会」十勝の磯の生物観察 日時:平成14年9月8日(日曜日)場所:広尾の海岸:フンベの滝周辺の磯 早朝8時30分帯広畜産大学正門前出発、広尾の海岸 9時30分到着3時間程度「磯の観察会」<磯の生物を解説してくださる主な先生方>前田龍一郎先生(帯広畜産大学)角舘先生(幕別高校)お昼(各自)広尾の海岸14時頃出発、帯広畜産大学正門前15時30分頃到着、解散 持ち物:長靴(すべりにくい底のもの)、タオル、バケツ(小,中など)、ビニール袋など
第8回会合>
帯広市生涯学習フェスティバルへの参加 日時915日曜日場所:とかちプラザレインボーホール 時間:1時−4時 内容:「生きものっておもしろい!」第1部講演:「生きものってどういうもの?-歌で学ぼう生物のこと」本川達雄 東京工業大学大学院生命理工学研究科教授 http://www.motokawa.bio.titech.ac.jp/index.html 2部 体験・展示十勝の自然、小さな動・植物とのふれあい体験、パネル展示と説明、公開実験など (レインボーホールホワイエ) 第3部「動物の時間・私の時間」 (動物の時間から人生の時間そして長くなった人生をどう生きるかを講演:歌付き) 講演終了後、本川先生を囲んで理科教育に関する総合討論
9回会合>
11月9日 合同教育研究全道集会分科会18国民のための大学づくりで十勝理科教育ネットワークの活動を報告「大学と高校教員の連携による十勝理科教育ネットワーク作り」
10回会合>高大連携によるサイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)の紹介 日時: 2002年12月7日(土)13:00〜16:00会場:帯広畜産大学総合研究棟T号館3F生物実験室参加人数:20名程度 講師数:2名(獣医学科教授前田龍一郎,畜産科学科助教授小嶋道之)実施内容:「遺伝子DNAを学ぶ」報告及び授業キット(2クラス分)の説明とその使用実験実施13:00〜14:30三条高校に対して実施したSPP授業のビデオ紹介14:30〜15:30授業キットの説明と実験実施15:30〜16:00SPP授業のエバリュエイション,授業キット貸出し方法の検討・三条高校に対して実施したSPP授業のエバリュエイションと十勝管内高等学校への拡大を目的としています。
11回会合>
北理研十勝支部第2回生物部会 平成15年2月6日(木)9:30〜15:30場所 帯広畜産大学総合研究棟III 2階セミナー室内容講演「十勝で感染の危険性が高い寄生虫−食物を通じて十勝で感染の可能性がある寄生虫について、生活史、感染症状、予防法についての解説−」講師:帯広畜産大学 前田龍一郎先生(2)討論および情報交換「十勝管内の高等学校理科教育の現状と地元大学に対する期待について」(3)実習1.イカと魚を解剖をして、アニサキスを採取し、同定する。2.回虫、広節裂頭条虫、エキノコッカス、アニサキスの固定標本を観察する。

2003年度
12回会合>
平成15年6月28日 十勝生物交流会とのジョイント開催 場所:帯広柏葉高校 内容:レッドオニオン、オオカナダモ、血液の浸透圧実験、スナネズミのシッポなどから細胞を採血して、顕微鏡観察による比較を行い意見交換を行った。講師:今井(帯広柏葉高校)
13回会合>
北海道生物教育研究会との共同開催、高大連携事業 場所:帯広畜産大学 日時:2003928日(日) 9301200 会場:帯畜大総合研究棟T号館 3F生物実験室 実施内容:「近海のイカや魚に付いている寄生虫について」 講師:獣医学科 前田龍一郎
14回会合>
市民大学講座との共催 平成15年10月3日 講演「不老長寿と豆」と実習「豆腐作り」 場所;とかちプラザ 講師:帯畜大 小嶋道之
15回会合>「理科・ふれあい発表会」日時:平成15年11月1日(土曜日) 13:00〜15:30 場所:とかちプラザ(帯広市西4条南13丁目 0155-22-7890  内容:第1部 13:00〜14:00(1)高大連携研究成果発表会(SPPやSSHなどで学んでいる事など日頃の理科に関する成果(中間報告を含む)を広く市民に知ってもらう。 各校10分程度、計1時間の予定 参加高校 ・帯広柏葉高校  ・帯広三条高校 ・帯広農業高校 ・中札内高校・帯広畜産大学(2)展示・ポスターなど: 13:00〜15:30(1部、2部と並行)磯の生物(ウニ、ヒトデ)、淡水の生物(ニホンザリガニ)、スナネズミのふれあい観察 など 第2部 14:30〜15:30 (1)小学生との連携学習 高校生、大学生が小学生(と一緒)に簡単な理科実験や調理を通して、生物の仕組みを学ぶ。大学生の部(予定):骨の組み立て、化学反応の吸熱・発熱反応(簡易ホッカイロの作成)、タンパク質の凝固実験(豆腐作り)など高校生の部(予定):クッキングトマトと普通トマトの違い(調理実習を含む)、寄生虫の観察(ホッケやイカの解剖を含む)、色素の分離、炭酸ガスの実験、果物で電池、他 
16回会合>第3回十勝生物交流会との共同開催 日時:平成15年11月15日(土)13時〜15時 場所:北海道帯広柏葉高等学校生物教室〔4階〕(伊賀)帯広市東5条南2丁目1番地0155−23−5897 内容:@「ニワトリの解剖」講師:高橋美恵先生(帯広緑葉高校)A情報交換各学校で実践している実験例などの情報交換
17回会合>
平成15年度バイオ技術体験研修会 共同開催 日時:平成15年11月20日〜22日 自分でやる遺伝子導入と遺伝子地図作り入門 場所:十勝圏食品加工技術センター
18回会合>帯広農業高校食品科学科体験学習との共催 平成16年2月9日 豆腐の製造実験−凝固剤の種類の違いが豆腐の出来にどのように影響するのかを実験で確かめる―講師:帯畜大 小嶋道之

2004年度
19回会合>
帯広柏葉高校 水生微小動物・植物の観察 帯広三条高校 森先生
20回会合>
2004理科・ふれあい発表会 2004年11月7日(日曜日)場所:とかちプラザ

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