出前講座

2001年度
柏小学校 平成
131129日(木)13:30-14:15「お肉のひみつ、十勝の特産品」講師:小嶋道之 
鹿追小学校(父兄バージョン)平成131218日(火)11351220「お肉のひみつ、食糧・エリアを考える」講師:小嶋道之

2002年度
西陵中学校 平成141121日(木)10:4511:35「豆と牛乳の栄養」講師:小嶋道之

2003年度
帯広農業高校 食品科学科1年生40名 平成16年2月9日(月) 「食品製造;豆腐製造とその原理について 
講師:小嶋道之
新得地方食生活改善推進員研修会 平成16年3月5日(金) 10:30-12:00
「豆の効用と健康について」 一般町民50人 講師:小嶋道之
2004年度
帯広三条高校 平成16年11月12日(金)10:00-13:00 「遺伝子組換えの基礎とクローン技術」38名+3名 講師:小嶋道之
帯広三条高校 平成16年11月16日(火) 8:50-13:00 「遺伝子組換え農作物の基礎と応用」21名+2名 講師:小嶋道之
帯広中札内高校 平成16年12月22日(火) 13:30-15:20「遺伝子の基礎:遺伝子を見てみよう」31名+2名  講師:小嶋道之、TA:2名

遺伝子関連キーワード:

遺伝と生活の進歩
遺伝子は情報を伝える。遺伝子は、細胞の核にあり、遺伝子(暗号文字)が大切な情報を伝える。要するに、遺伝子を見れば私の体がわかる。

「個人情報としての遺伝子」遺伝子に含まれる一人一人の情報は「個人情報」と呼ばれている。人によっては遺伝情報に「ガンになりやすい」「将来アルツハイマー病にかかりやすい」など将来の健康に関わる要素も含まれている。そうした情報が漏れたり、無造作に使われたりすると人権侵害などの問題を生じる危険性がある。私たちの個人遺伝子情報は、大切な「命の設計図」として理解し、自分の個人遺伝子情報を尊重してゆく必要がある。個人遺伝子情報が医療の現場を変える。

「遺伝子診断」遺伝子により将来かかりやすい病気を調べることで、病気の治療法や新薬の開発に貢献する。例えば、ガンや糖尿病などいろいろな病気の原因遺伝子が発見されている。病気の治療法の開発が進み、「遺伝子治療」(体の免疫力をつける遺伝子の導入など)や「ゲノム創薬」(遺伝子を基に薬を作る)が進みつつある。「遺伝子が差別を産むかもしれない」現在の医療では治療できない病気が見つかる場合、重大な病気の発見が、人間らしく生きる倫理問題、差別問題に発展する。受精卵、胎児の遺伝子診断による倫理問題、生命保険に入りにくくなる?とか、資格の取得ができなくなる?などの人的問題の可能性がある。どんな病気になるかがわかる?病気になる前の予防医療が飛躍的に進歩したり、体質診断(副作用が出やすいかわかる)が進む。「遺伝子情報を正しく使う」生命科学にたいするしっかりした考えを育てる必要がある。遺伝子診断によって見つかる病気は必ず発病するわけではなく、多くの場合は、生活習慣、環境などによって発症の確率が変化する。遺伝子情報は、積極的に活用する考え方が必要である。

「再生医療とクローン技術」人間の臓器を作る「再生医療」
ES細胞の利用研究が進んでいる。「動物工場」クローン技術による家畜の育種、動物から医薬品を作るなどの技術が進んでいる。

TOPへ