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帯広畜産大学

企業等集積プラットフォーム(産学連携センター)

第4回 帯広畜産大学 産学官金連携交流会mini ~発酵食品「日本酒」編~を開催

産学連携センターでは,昨年度からスタートした企業等集積プラットフォームの取組みの一つとして地域企業に向けたアンケートにて要望の高かったテーマを取り上げ,少人数による密な交流・連携の場づくりを目指し,「産学官金連携交流会mini」を企画しています。

今回は,発酵食品のうち,日本酒をテーマに取り上げ,北見工業大学・社会連携推進センター,とかち財団,「知」の集積と活用の場® 新規素材の発掘・利用に向けた研究プラットフォームとの共催で3月30日(水)に実施しました。大学構内にある上川大雪酒造株式会社の碧雲蔵を会場に,Zoom配信とのハイブリッド形式にて開催し,54名(現地:29名,Zoom:25名)の方にご参加いただきました。

初めに,本学 井上昇理事より交流会miniの趣旨について説明し,講演セッションでは,上川大雪酒造株式会社 川端慎治総杜氏より「碧雲蔵の取組紹介・北海道の酒造りと今後の可能性」,

本学 生命・食料科学研究部門 菅原雅之准教授より「日本酒の醸造と微生物動態」,山下慎司助教より「酒粕利用の可能性~セラミドと機能性~」と題して講演を行いました。


交流セッションでは,本学 産学連携センター 東陽介特任准教授より,企業等と大学との情報共有や意見交換をより活性化するための企業等集積プラットフォームの活動および研究コンソーシアムの立ち上げに向けた動きについて紹介しました。
また,参加者同士の名刺交換/意見交換会の際に,碧雲蔵で醸造された日本酒の試飲や酒粕を用いたファームデザインズのチーズケーキ,ティラミス,パンナコッタ,株式会社満寿屋商店のあま酒菓子パンシリーズのあんパンの試食を交えながら様々な連携や共同研究の可能性について議論し,盛会のうちに終了しました。


参加者からは,「日本酒におけるこれまでの歴史や今後の展開,ならびに学術的な背景など知ることができ,大変興味深く,勉強になった」「商品開発に対する考え方や発想の転換は異業種においても参考になります。機会が有れば又参加したい」等,多くのご意見・感想をいただきました。

テーマ別の産学官金連携交流会miniは,今後も年3~5回のペースで実施してまいります。地域企業等の皆様のニーズに合わせたテーマを設定するため,昨年度新たに設置した企業等集積プラットフォームのみなさまを中心にテーマを募集しております。是非,同プラットフォーム(入会無料)にご登録いただき,皆さまのご要望をお寄せいただければ幸いです。
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