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帯広畜産大学

企業等集積プラットフォーム(産学連携センター)

令和3年度 帯広畜産大学 産学官金連携交流会 “Campus Meeting” を開催

12月9日(木)に産学官金連携交流会“Campus Meeting”を開催しました。

本交流会は,共同研究などの産学連携活動を促進するとともに,地域の方への情報発信や産学官金の多様な組織に所属する参加者の交流の場をつくることを目的としています。

4回目となる今回は,とかち財団,小樽商科大学グローカル戦略推進センター,北見工業大学社会連携推進センターとの共催で,感染症対策を講じて現地とオンラインのハイブリッド形式にて開催し,学内外から合計146名の方にご参加いただきました。

前半は,今年3月に大学と企業等との交流を促進する事を目的として立ち上げた「企業等集積プラットフォーム」参画機関の方を対象とした大学研究室・施設の少人数見学会を実施しました。本学の西田武弘教授および大西一光准教授の各研究室,得字圭彦准教授より地域の皆様も利用可能な共同設備利用ステーション共通機器室をご案内しました。






後半の講演会では,寄附講座「資源循環環境学講座」で取組みが始まった畜産糞尿処理とエネルギー利用の問題に関連し,「持続可能な地域社会の構築を目指す大学の貢献」をテーマに,北海道大学・石井一英教授より,「北海道における再生エネルギーの現状と展望~バイオガスプラントが地域環境・社会にもたらす未来~」と題して基調講演をいただきました。

次に,来年4月に予定している三大学経営統合に向けて先行して実施している本学・木下林太郎助教と北見工業大学・川尻俊三准教授によるオープンイノベーション促進共同研究「地盤工学でチャレンジする十勝特有の大規模農地の時空間水収支シミュレーションと農業への応用~防災技術を農業へ活かした分野横断研究~」を紹介しました。

また,前述の企業等集積プラットフォームにおける地域・地元企業との連携し,経済産業省「チャレンジフィールド北海道」にも採択されていると取組みを「自然環境と調和した農畜水産未利用資源の循環活用」と題して産学連携センター・宮下和夫特任教授より紹介しました。

最後に,本学の新任/若手教員を広く地域の皆様に知っていただくために,ショートプレゼンリレーを実施しました。今年10月に着任した環境農学研究部門・吉川琢也准教授より,生物系未利用資源の化学工学的処理技術について,今年4月に着任した生命・食料科学研究部門・撫年浩教授より,地域未利用資源を使った肉牛のブランディングに関する研究紹介を行いました。









今回も昨年に続き,例年行っている情報交換会の開催は叶わなかったものの,オンラインとのハイブリッド開催により,北海道内外からも多くの方にご参加いただきました。

見学会では個別の研究者と活発な意見交換が行われ,講演会では講演に関する質問があり,参加者アンケートより「地域活性化につながるような取り組みや研究の紹介は非常に参考になった」「多様な研究について知ることができ,さらに興味が湧いた」との感想をいただき,盛会のうちに終了しました。

今後も産学連携センターでは,様々な方法で情報発信や交流の場の形成に取り組んでいきます。
カテゴリ
活動報告
タグ
交流会Campus Meeting
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