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帯広畜産大学

帯広畜産大学ダイバーシティ推進室

令和5年度ダイバーシティ推進セミナーを開催しました

本学では、令和5年9月1日に北海道新聞社山本十三介氏をお招きし、令和5年度ダイバーシティ推進を開催しました。

本セミナーは、機構教職員のダイバーシティに対する意識を醸成することを目的として実施されたものです。
突然の脳幹出血で倒れた後、左半身のしびれなどの後遺症を抱えながらも新聞記者として職場復帰された山本十三介氏から、障がいや疾病を抱えて就労する教職員への職場の配慮、包摂などをテーマにご講演頂きました。新聞記者として忙しく働いていた山本氏にとって、入院中は退院後に同じポストへの職場復帰が可能かという不安が大きかったという点、視力・聴力は回復したものの、身体機能は完全には取り戻すことはできず、パソコンでの原稿作成に時間を費やすようになった点、また、体力低下により、以前のように夜勤ができなくなったが、職場の配慮もあり、夜勤のない部署に異動させてもらい、記者に復帰できたという内容の講演をいただきました。
どのような配慮が必要かという質問に対しては、現在の職場では階段の両側に連続した手すりが設置されていないことを挙げ、施設面の配慮も必要と答えた。部署移動の際には必要な配慮に関する引継ぎが行われるなどの継続的な支援が求められると説明されました。
セミナーの後半には、機構の支援体制および休職制度などの説明、各大学のダイバーシティ推進の目標、ビジョン発表および意見交換が行われ、障害のある学生の支援に関する各々の経験が共有され、障がいや疾病を負う教職員に対する支援への意識を高めることができました。
カテゴリ
セミナー
更新日
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