帯広市、北海道国立大学機構(帯広畜産大学・小樽商科大学・北見工業大学)、とかち財団、十勝総合振興局が連携し「十勝型フードシステム形成推進協議会」を設置し、十勝地域における農畜産業と食品産業の持続的発展をめざす取組を進めています。本協議会が推進する「十勝型フードシステムの形成」は、生産から加工・流通・消費までを一体的に捉え、地域内で新たな価値を創出することを目的とするものです。
十勝は、わが国有数の農畜産物の一大供給地である一方、生産現場の担い手不足やグローバル競争の激化など、構造的な課題にも直面しています。こうした状況を踏まえ、本協議会では、大学の知見や技術、企業の実践力、行政の調整機能を結集し、地域が持つポテンシャルを最大限に引き出す取組を展開してまいります。
具体的には、帯広畜産大学を中心に、デジタル技術を活用した持続可能な農畜産業への転換、食品加工技術の高度化、マーケティングに基づく商品開発等の研究開発・社会実装を進めます。また、フードバリューチェーン全体を担う人材の育成により、地域産業に貢献する即戦力人材の輩出をめざします。これらの取組により、大学と地域をつなぐことで十勝に新たな産業の循環を生み出し、地域経済の活性化と地方創生の実現に寄与していくことが、協議会の大きな使命です。
十勝の未来を切り拓くため、関係機関が力を合わせ、地域の皆さまとともに歩みを進めてまいります。
「地方大学・産業創生法」に基づき、地域の産学官が連携し、「地域における大学の振興」「中核的な産業の振興」「専門人材の育成」を行うことにより、「キラリと光る地方大学づくり」「地域における若者の雇用機会の創出」を推進する取組に対し、国が交付金を交付して支援する事業です。
国内有数の食料基地である北海道十勝地域において、生産、加工、流通、消費の各段階で新たな価値を創出する「十勝型フードシステム」の形成を推進していきます。
地域の農畜産業の強みは、大規模農業による生産性の高さにありますが、人口減少による労働力不足、市場のグローバル化に伴う生産資材の高騰等の課題により農業を取り巻く状況は大きく変化しています。 また、生乳や豆類の生産量は高いシェアを誇りますが、いずれも大半を原料のまま道外へ移出している状況にあり、付加価値の面では十勝というブランド力を生かしきれていません。
本事業は、十勝の産業基盤を生かし、「農場から食卓まで」を実践する帯広畜産大学を中心に、持続可能な農畜産業と食品加工業の連携等を通じて、人口減少、地球温暖化等の社会課題への対応を図りながら産業の振興・雇用の創出を図るものです。併せて、北海道国立大学機構の3大学連携による「フードバリューチェーンコーディネート人材育成プログラム」の開発等、次世代の農畜産業と食品加工業を担う産業人材の育成に取り組むことで、地域産業の高度化・競争力強化を図ります。
円形をベースに、「農畜産・食品加工・人材育成」が連携し循環する姿を表現しています。
円を十勝の「十」をモチーフに区切り、ランチプレートを想起させる構成にしています。各セクションは、右上から時計回りにフォーク、チーズ、畑の畝、サイロをイメージしたあしらいにすることで十勝らしさと本事業の要点を示すとともに、交差部に豆型の図形を配置することで人材育成を象徴し、農・食・人がつながり循環・交差することで十勝の問題解決や価値を高めていく本事業の目的を表しています。
ロゴタイプは、「十勝」の「十」にロゴマークと連動した意匠を取り入れ、ロゴタイプ単体でもコンセプトが感じ取られるよう工夫しています。