病理検査

当研究室では、一般の獣医師の方から依頼いただいた生検や剖検の診断を承っております。なお、教育に資するため、獣医学生も検査に携わることをご承知ください。

生検組織検査

一般的な病理検査と同様に、手術などで採取された組織材料について、病理組織学的診断を行います。基本的には通常の組織検査のみで診断書を発行いたしますが、診断に必要な場合は免疫染色や特殊染色を実施し、追加でご報告いたします。基本的には検体の受付締め日(毎週月、木曜日)から2営業日(平日)を目安に診断書を発行しております。以下に依頼書のフォーマットのリンクを記載します。

検査後の診断書は原則、メールでの送信となります。FAXなどでの対応については事前にご相談ください。

また、冬季にご依頼検体を送付いただく場合は、クール便(冷蔵)で送付ください。常温輸送で検体が凍結すると正確な診断が困難になりますので、ご協力お願いいたします。

組織検査材料の固定方法

正確な病理診断や必要な追加検索を行うには組織検査材料の固定方法が非常に重要です。ポイントといたしましては、

  • 10%中性緩衝ホルマリン液を使用する。
  • 採材後、速やかに固定する。
  • 採取組織の10倍量の固定液を使用する。
  • 容器の口が大きいものを使用する(組織を容器に押し込まない)。
  • 可能であれば、マージンを評価したい断面にインクを塗布する。

といったことが挙げられます。以下に日本獣医病理学専門家協会にて作成されたガイドラインのPDFファイルへのリンクを記載しますので、是非、ご確認ください。

生検組織検査の料金

生検組織検査を継続的に行うため、必要資材の購入費として検査料金を大学への寄付金としていただいております。基本的には1検体あたりで料金をいただいております(同一個体であれば、複数の組織材料も1検体として受付)。

寄付金の具体的な金額について、初めてご依頼いただく先生方にはご依頼時に説明させていただいたおりますので、担当教員にご相談ください。

生検組織検査の主な担当教員

  • 渡邉 謙一 准教授 knabe(アットマーク)obihiro.ac.jp
  • 吉田 希央 助教  kyoshida(アットマーク)obihiro.ac.jp

病理解剖検査

亡くなった動物の死因解明のため、肉眼解剖検査および組織検査を行います。病理解剖検査は死後、なるべく早い段階で行うことが正確な診断に必要なため、ご検討されている場合には事前に、もしくは可能な限り早くご相談ください。

また、ご遺体は病理解剖検査までは冷蔵環境(氷や保冷剤をタオルに巻き、抱かせるなど)で安置いただきますようお願いいたします。冷凍をしてしまうと、十分な組織検査ができない場合がございます。遠方からのご依頼の際はご相談ください。個別に対応策を提案させていただきます。

組織診断書の発行は2-3カ月を目安にしていただければ幸いですが、状況により前後する場合がございます。

そのほか、詳細については担当教員とご相談ください。

病理解剖検査の主な担当教員

  • 山田 学 教授 yamadam(アットマーク)obihiro.ac.jp
  • 渡邉 謙一 准教授 knabe(アットマーク)obihiro.ac.jp
  • 吉田 希央 助教 kyoshida(アットマーク)obihiro.ac.jp

ご遺体の返却

ご遺体の返却については、現在は施設の防疫上の観点から対応しておりません。現在は以下の2通りの方法での対応を承っております。

  • 本学にて火葬後、ご遺骨をお返しする。
  • 本学にて火葬後、ご遺骨を帯広畜産大学の慰霊碑にて慰霊する(納骨する)。

獣医師の先生、飼い主様とそのご家族様で十分ご相談したうえでご依頼ください。帯広畜産大学の慰霊碑に納骨する際は、ご希望される場合、毎年実施される慰霊祭のご案内をさせていただいております。慰霊祭は例年、9月末に行われます。

上部へスクロール