帯広畜産大学

農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム

道外から十勝農業はどう見えるのか?を開催しました。

9月26日,「道外から十勝農業はどう見えるのか?」と題して,慶應義塾大学商学部遠藤正寛教授を講師にお招きして実施しました。
本科目は,受講者が北海道と十勝農業の全体像や特徴を理解し,今後の事業展開の参考になる知識や視点を得ることを目的として,令和6年度に実施した農業経営特別セミナーでの講演をもとに今年度新設した科目です。

始めに遠藤教授から見た十勝農業の特徴として,「大規模化・機械化による生産性の高さ」,「充実した農業エコシステム」,「輸入品との競合による政府の補助金供与」などを挙げ,図表やデータを用いて丁寧にご説明いただきました。説明の合間には十勝農業の実態について受講生へ問いかけ,活発なディスカッションが行われました。

続いて,十勝における農産品や食料品輸出の少なさについて理由を解説し,海外で販売されている北海道産食品の事例を挙げて,「輸出時に北海道または十勝産と認識してもらうにはどうすべきか」をテーマにディスカッションを行いました。さらに,農産品を輸出する際の流れについて説明し,行政や関係団体と連携し,チーム十勝・チーム北海道として進めていくこともできると述べました。

最後は受講生から多くの質問が寄せられ,受講生にとって視点を変えて十勝農業を考える機会となりました。

カテゴリ
活動報告
タグ
#R7新設#道外からの視点#輸出
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