10月4日(土),「経営改善フィールドワーク」第1回を実施しました。
本科目では,管内の農畜産業において優れた取り組みを実施している農業経営者を訪問し,現地視察や経営者とのディスカッションを通じて,自身の経営課題に対する解決のヒントを得ることを目的としています。
第1回は,新得町で酪農業と乳製品製造を手がける有限会社北広牧場を訪問しました。本プログラム第1期修了生でもある専務取締役の若杉真吾氏にご対応いただき,牧場の視察とディスカッションを行いました。
視察では,離農跡地を活用し昨年度稼働開始した第2牧場を見学し,放牧酪農を取り入れた新たなビジネス展開についてお話を伺いました。続いて第1牧場では,哺乳・搾乳牛舎や搾乳施設を受講生からの質問に答えていただきながら見学しました。
その後屋内に移動し,牧場の概要として道内酪農生産者として初めて食品安全マネジメントシステムである「ISO22000」を取得した経緯や,組織マネジメントの取り組みについてご説明いただきました。
受講生からは,従業員育成や人事評価制度など雇用問題を中心に質問が挙がったほか,新規事業実施に対する経営方針や6次化など多様話題で活発なディスカッションが行われました。





