10月15日および10月24日の2回にわたり「農畜ファイナンス(資金調達)」第3回・第4回を開催しました。
本科目は財務指標に基づく経営の健全性の視点から,資金調達の方法および適切な資金計画に基づく経営戦略のあり方について学び,自らの経営における将来性を客観的に検討する力をつけること,多様化する資金調達を理解し,適切な経営設計に資する活用方法を検討できるようになることを目的としています。
全4回講義のうち,後半2回は株式会社十牛 代表 畠山尚史氏を講師にお迎えし,"資金を借りる側の視点"からご講義いただきました。
1回目の講義では,酪農経営を例に,経営の中で資金がどのように動き,利益や支出がどのように発生していくのかを図を用いて解説いただきました。続いて,自己資本と負債の関係を示す「財務レバレッジ」の概要と考え方について学び,グループワークを通して,財務レバレッジを有効にさせる要因について,受講生自身の経営を想定しながら考えることで学びを深めました。
2回目の講義では,特定要因分析の手法である「フィッシュボーン分析」を用い,架空の農家が融資を受ける際の課題とその解決要因についてグループワークを実施しました。さらに,分析結果をもとに,借り手側(農場)と貸し手側(金融機関)に分かれてロールプレイングを行い,融資交渉の実践を体験しました。貸し手側は経営状況を把握するための質問を行い,借り手側は自社の強みや課題への対応策の説明をしました。
全4回の講義を通して,受講生は財務分析のポイントや,外的・内的要因を踏まえた自社経営の強みと課題を把握する手法を身につけました。





