9月25日から10月13日にかけて「リスクマネジメント論」を全3回実施し,27名が受講しました。
本講義は,リスクマネジメントに関する基本的な発想とその手法について理解し,農畜産経営における特有のリスクにも対応できるリスクマネジメントの考え方を学ぶことを目的としており,全3回講義の第1回,2回を慶應義塾大学教授柳瀬典由氏を講師に一般的な企業におけるリスクマネジメントについて学び,第3回を浦田コンサルティングオフィス代表浦田祥範氏を講師に農業におけるリスクマネジメントについて学びました。
講師/慶應義塾大学教授 柳瀬典由氏
第1回目の講義では,リスクに含まれる意味やリスクに対する人々の回避反応,リスクプーリングについて説明があり,受講生は演習やグループディスカッションを行いながら,期待値や標準偏差等の計算によるリスク判断法やリスクが経済や経営に与える影響について学びました。
第2回目の講義では,企業におけるリスクに関して,リスクの種類からリスクに伴うコストの考え方について説明を受けた後,企業のリスクマネジメントの定義やリスクコントロールについて学びました。講義の合間にディスカッションやクイズを挟み,受講生は自身の業務に置き換えつつ学びました。
講師の柳瀬氏 どちらかハイリスクか挙手をする受講生
講師/浦田コンサルティングオフィス代表 浦田祥範氏
第3回目の講義では第1,2回の講義を踏まえた上で,農業におけるリスクマネジメントについてグループディスカッションを交えながら学びました。講義の中で浦田氏はマネジメントの仕組みを整えるための必要な仕組みとして「BCP(事業継続計画)」,「コーポレートガバナンス」,「人的資本の管理」,「農業のDX化」の4つを挙げ,農業のリスクマネジメントに必要なことはマネジメントシステムを整え,人を活かすことのデジタル化を図り,組織で活動することであると説明し講義を締めくくりました。
講師の浦田氏 ディスカッション内容を発表





