帯広畜産大学

農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム

経営改善フィールドワークを実施しました

10月から12月にかけて,本プログラムの両コースにおいて必修科目となっている「経営改善フィールドワーク」を全3回実施しました。
本講義では,管内の農畜産業において優れた農業経営の取組を行っている農業経営者を訪問し,現地での取り組み内容の視察及び経営者とのディスカッションにより,現場における課題解決の基礎知識を得ることを目的としており,肉用牛,畑作,酪農の3分野それぞれの経営者を訪問し,特徴的な経営の取組について視察とディスカッションを行いました。

講師/株式会社大野ファーム代表取締役 大野泰裕氏

第1回目となる10月28日は,芽室町で肉用牛経営を行う株式会社大野ファームを訪問し,代表の大野泰裕氏による案内のもと牧場内の視察を行い,その後敷地内併設のカフェでディスカッションを行いました。
視察では,肉用牛の哺育及び肥育施設を見学し,センサーによる肥育牛の事故防止の取組や餌の構成,バイオマスを活用した循環型の生産体系等について質疑を挟みながら幅広く話を伺いました。
その後カフェに移動し,同行した本学岩本博幸教授のファシリテーションのもと受講生からの質疑に答える形でディスカッションを実施しました。質疑では,従業員の構成や業務の割り振り,雇用後の職員定着等に関する組織マネジメントの内容を中心に飼料や育種等様々な質問が受講生があがりました。

講師/前田農産食品株式会社代表取締役 前田茂雄氏

第2回目となる11月4日は,本別町で畑作と自社生産物の販売を行う前田農産食品株式会社を訪問し,代表の前田茂雄氏に農場及びポップコーン工場を案内いただき,経営戦略について話を伺いながらディスカッションを行いました。
視察では,畑及び小麦やポップコーン用のトウモロコシを乾燥するための乾燥選別機等を見学しながら,自社での小麦販売に至った経緯や農閑期の仕事として始めたポップコーン生産について話を伺いました。またグローバルGAP認証に基づいた農薬等の資材管理の他、社内ミーティング及びスケジュール表等えお活用した組織マネジメントの方法について学びました。
その後,ポップコーンの製造工場へ移動し,生産ラインの見学を行った後に,今後の経営方針やこれまで取り組んできた事業等についてスライドを用いて説明を受け,レンジで出来立てのポップコーンをつまみつつ質疑応答の時間となりました。

講師/有限会社新札内生産組合代表取締役 渡部文徳氏

第3回目となる12月9日は,農畜ファイナンスで講師を務めていただいた株式会社十牛代表の畠山尚史氏に同行いただき,中札内村の有限会社新札内生産組合を訪問し,代表の渡辺文徳氏に施設の案内と経営内容について説明いただき,ディスカッションを行いました。
視察では,搾乳ロボットを取り入れた牛舎を見学し,ロボットによるメリットやデメリット,乳房炎の予防対策等について質疑を交えながら話を伺い,堆肥施設や飼料の見学しました。また,社内ミーティングや情報共有等の組織マネジメントについても説明いただきました。
視察後は事務所の会議室をお借りし,組織体制や飼養管理及び経営の特徴についてスライドを使って説明いただき,その後は経営方針の決定方法や従業員との関わり方といった組織マネジメントの内容を中心に経営に関するディスカッションを行いました。

カテゴリ
活動報告
タグ
#フィールドワーク
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