帯広畜産大学

農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム

ケーススタディに学ぶ農地制度を実施しました

1月11日「ケーススタディに学ぶ農地制度」を実施しました。
本講義は,農地法及び農地保有・貸借に関する諸制度を理解するとともに,制度の適切な理解のもとで規模拡大,事業承継等の経営判断を検討できる知識及び技術習得を目的としており,一般社団法人北海道農業会議農政・業務担当部長佐藤匡紀氏を講師に,合計19名が受講しました。

まず始めに,農地の売買・貸借における現行の農地制度の種類と仕組みと令和7年4月から開始される新しい制度について,過去の農地改革等の背景を踏まえながら説明を行い,農地を借りるための法的な要件について説明を行いました。次に,農地の利用や贈与,取得及び売買する際の手続きについて,様々なケースを挙げて説明を行いました。後半では,「農地は購入と貸借どちらがいいか」「後継者へ農地権利を譲渡する際の手法について」の2テーマについてグループディスカッションを行い,グループ毎に発表を行いました。
最後に佐藤講師から,地域経済における農業の重要性について,農林水産業等の第1次産業は他の第2次産業や第3次産業を支えている重要な産業であり,農業から地域経済について考えていくと更に地域の発展につながっていくと講義を締めくくりました。

講師の佐藤氏                     ディスカッションの様子

カテゴリ
活動報告
タグ
#ケーススタディ#農地制度
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