2月14日に「AIとDXセミナー」を実施しました。
本講義は,帯広畜産大学と帯広市が共同実施するフードバレーとかち人材育成事業特別講習の一つとしても実施しており,農畜産業におけるAIの活用方法について検討できる知識を習得し,DX環境を構築するための要件について理解できることを目的に,NTT東日本ビジネス開発本部からデータビジネス共創担当部長河添裕介氏を始め4名の方を講師にお招きし,フードバレーとかち人材育成事業の受講生も含め合計37名が受講しました。
始めに,AIの基礎知識としてAIプログラムの作り方の分類やそれぞれのメリット,デメリットについて説明を行い,必要となる作業に合わせたAIプログラムの組み立て方について説明を行いました。
次に,畜産農家における乳牛の分娩予測を事例に,利用するAIプログラムの選択や,用意すべきデータを説明し,複数のパターンで検討しながら最適なプログラムを構築するまでの流れについて説明を行いました。
最後に,架空の畜産農家のインタビューをベースにAIを活用した課題解決案について考えるグループワークを実施しました。講師の河添氏より,学んだ内容を現場に持ち帰っていただき,デジタルにおける課題解決を想像しながら日々の業務に取り組んでいってほしいと講義を締めくくりました。
講師の河添氏 グループワークの様子