1月20日に「GAP概論」を実施しました。
本講義では,GAPについて知識を深め,その導入意義を理解した上でGAPシステム構築に関する基礎的知識を習得し,経営戦略の中でGAPの活用方法について構想する能力を養うことを目的としており,本学グローバルアグロメディシン研究センター窪田さと子准教授を講師に合計15名が受講しました。
始めに,過去に発生したO-157等食の安全に係る事件や,農作業時の労働災害,農業における環境問題等,現在の農業分野における様々なリスクやSDGsに関連した国内外の農業分野における取組について説明を行った後に,本題であるGAPの解説に入りました。
GAPの解説では,「GAPを実践する」ことと「GAP認証をとる」ことの違いや,GAPの導入及び認証のステップ,JGAPやGLOBALG.A.P.の認証の違い等幅広く説明しました。
昼休みを挟んだ5時間に渡る長時間講義でしたが,クイズやケーススタディ等を取り入れながらGAPの基礎について学ぶ機会となりました。
講師の窪田准教授 講義風景